専門職向け講習会 退院後の”困った”を減らすリハビリ設計を考える

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講習会の内容

病院でのリハを終え、自宅退院となりました。しかし、医療現場で働いていると、その後、患者さんが一体どんな生活になっているか、その情報を得る機会が少ないのが現状です。

ある患者さんは、一つの家事には取り組めますが、同時進行が思ったよりも苦手でした。

自宅に退院した翌日、洗濯をしている間に掃除をしてしまった結果、洗濯が終わったことに気づかず、夜まで洗濯物は洗濯機の中に入ったままでした。帰宅した夫が気づきましたが、1週間に何度も同じ失敗をするため、いよいよ叱られてしまいました。

ある患者さんは、少し記憶が苦手でしたが、メモで記憶を補うようにして退院しました。

ところが実際に復職してみると、全くメモが間に合わず、メモをしても確認を忘れてしまいました。このミスが毎日のように発生するため、上司に叱られたり、同僚に呆れられてしまいました。

自分では気をつけているつもりでも、ミスが重なってしまうため、結局退職しました。

病院という配慮された空間では問題が生じなくても、元の生活に戻ってみたら問題が山積みになってしまったということは、珍しいことではありません。

そこで今回の講習会では、地域の声に耳を傾け、「病院と地域のギャップを埋めるために、回復期で何ができるか」を考える機会を作りたいと思います。

グループワークを中心にし、生活の課題、仕事に戻る上での課題、地域と連携する上での課題について考え、今よりも1つ上のリハを考える機会になればと思います。

お申し込み

開催日時と開催方法、お申し込み方法は下記の通りです。みなさまのご参加をお待ちしております。

日  時:2026年1月24日(土曜日)10:00 ー 12:00

場  所:zoomミーティン

申し込み:https://forms.gle/U1MEvPYVe93zgMJw6

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資料は1月の第4週中(19日〜23日)に公開されます。

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